記念品やトロフィーと一緒に贈られる賞状のサイズに決まりはある?

記念品やトロフィーと一緒に贈られる賞状のサイズに決まりはある? 記念品

表彰式で記念品やトロフィーと一緒に賞状を贈る際、どのサイズを選ぶべきか迷う担当者も少なくありません。賞状にはA4やA3などのJIS規格に加え、八二判や大賞判といった独自の規格があります。
また、同じ名称でも製品によって寸法が異なる場合があるため、額縁との組み合わせにも注意が必要です。本記事では、賞状の一般的なサイズや用途別の選び方、額縁を用意する際の注意点について解説します。

賞状サイズの基本

賞状サイズの基本

結論として、賞状の大きさに用途を一律に定める法令上の決まりはありません。
そのため、表彰の目的や格式、本文の文字量、保管方法などを踏まえ、適切なサイズを選べますが、一般的にはA4・B4・A3などの用紙が使用されます。
A判とB判は日本産業規格で寸法が定められている用紙規格である一方、賞状用紙や賞状額には八二判や大賞判など、独自の名称も使用されています。
注意点として、名称が似ていても寸法が同じとは限らないことが挙げられます。たとえば、コピー用紙のA3は297×420mmですが、賞状額のA3大は318×440mm前後です。
また、製造元によって数mm程度の差が生じる場合もあります。賞状を額縁に入れて贈る場合は、規格名だけでなく、用紙の縦横の実寸まで確認しましょう。

主な賞状サイズ一覧

先述の通り、賞状には一般的なコピー用紙と同じ規格のほか、賞状用紙や賞状額で使われる独自の種類があります。

以下にて、主な賞状サイズの特徴について詳しく解説します。

A4サイズ

A4サイズの寸法は210×297mmであり、一般的な書類にも使われるため、賞状のなかでは比較的コンパクトな種類に該当します。
表彰状の文章が短い場合や、受賞者へ手渡した後の扱いやすさを重視する場合に向いています。

B4サイズ

JIS規格のB4サイズは257×364mmであり、A4よりもひと回り大きいため、表彰状としての存在感を持たせながら、扱いやすさも確保できます。
社内表彰や学校行事、地域団体の表彰など、幅広い用途で使いやすいサイズです。

A3サイズ

A3サイズの寸法は297×420mmであり、表彰状として十分な存在感を持つことから、正式な式典や重要度の高い表彰に適しています。
用紙の面積が広いため表題や受賞者名を大きく配置できるほか、表彰理由や功績を詳しく記載する場合にも、文字間の余白を確保しやすくなります。

八二判・大賞判

八二判は一般に273×394mm前後で扱われる賞状用の規格であり、JIS規格のA3よりも幅が狭く、縦長または横長の端正な印象に仕上げやすい特徴があります。
一般的なA3よりも大きく、格式や華やかさを表現したい表彰に向いていますが、八二判や大賞判の寸法は、メーカーや商品によって異なる場合があります。

横書き・縦書きの違い

賞状の縦書きは永年勤続表彰や功労表彰、学校や団体の正式な表彰といった、伝統的で格式のある雰囲気を表現しやすい形式です。
横書きは社名や資格名、英数字を自然に配置しやすいため、現代的な企業表彰や認定証、グローバルなイベントに向いています。

用途別の選び方

用途別の選び方

賞状は表彰の目的や式典の規模、記念品との組み合わせ、受賞後の保管方法まで考慮する必要があります。
こちらでは、用途別に適した賞状サイズをご紹介します。

社内表彰の場合

社内の月間表彰や小規模な部門表彰では保管しやすいA4が適しており、年間表彰や全社表彰など、重要度の高い表彰にはB4やA3が向いています。
社内に過去の表彰状がある場合は、従来のサイズやデザインへの統一をおすすめします。

学校・団体の場合

学校や各種団体では卒業証書や修了証、競技大会の賞状など、用途によって適したサイズが異なります。
受賞者が子どもの場合は、持ち帰りやすさや家庭での保管方法も考慮する必要があります。

永年勤続表彰の場合

永年勤続表彰は長年の貢献をたたえる重要な機会のため、B4やA3など、一定の存在感があるサイズが適しています。
勤続年数や功績、感謝の文章を記載する場合は、文字量に応じた面積も必要です。

記念品と渡す場合

賞状を記念品やトロフィーと一緒に渡す場合は、全体の見栄えを確認します。大きなトロフィーや表彰楯には存在感のあるA3が合わせやすく、メダルやコンパクトな記念品には、A4やB4が適しています。記念撮影を行う場合は、賞状の文字が写真で見やすいかも確認しましょう。

額縁選びの注意点

額縁選びの注意点

賞状を額縁に入れて贈る場合は、額縁の外寸ではなく、収納できる用紙寸法を確認する必要があります。以下にて、賞状に合う額縁の選び方について解説します。

賞状額の対応サイズ

額縁の外寸はフレーム部分を含めた全体の大きさで記載されているため、外寸だけを見ても、賞状が収まるかは判断できません。
内寸や収納寸法、窓寸などの表記を確認し、用紙の実寸と照合しましょう。

用紙と額縁の規格差

コピー用紙のA3は297×420mmですが、A3大は318×440mm前後です。また、八二判は273×394mm前後であり、一般的なB4とは寸法が異なります。
名称だけを見て額縁を注文すると用紙が収まらない可能性があるため、用紙と額縁を異なる販売元から購入する場合は、特に確認が必要です。

余白と見栄え

額縁の窓寸によっては賞状の端にある鳳凰柄や装飾が隠れる場合があるため、用紙全体を見せたい場合は、窓寸にも余裕を持たせましょう。
額縁と用紙の間に隙間ができる場合は、マットを使用する方法があります。マットを入れることで用紙を固定しやすくなり、額装後の見栄えも整います。

保管・掲示のしやすさ

大きな額縁は存在感がある一方、壁面のスペースや強度が必要となるほか、直射日光や湿気は、用紙の変色や劣化につながる可能性があります。
紫外線を抑える面材や、扱いやすい裏板を備えた製品、落下を防ぐための壁面に適した金具や吊りひもを使用しましょう。

表彰状を作るコツ

表彰状を作るコツ

表彰状の印象はサイズだけで決まるものではなく、用紙の質感や文字配置、記念品との統一感、校正の精度によって完成度が変わります。
こちらでは、表彰状を作成する際のポイントをご紹介します。

用紙の質感

賞状用紙には、白色やクリーム色、鳳凰柄や花柄などの種類があります。
白色は明るく現代的な印象を与え、クリーム色は落ち着いた格式を表現できます。また、鳳凰柄は伝統的な表彰に適しており、花柄は柔らかな印象を演出しやすいデザインです。

文字量のバランス

賞状には、表題、受賞者名、本文、日付、贈呈者名などを記載します。
文章量に対して用紙が小さいと文字が詰まって読みづらくなる一方で、文章が短いにもかかわらず用紙が大きいと、余白が目立ちます。
そのため、表彰状を作成する際には全体のバランスも考慮しましょう。

記念品との統一感

トロフィーや表彰楯を一緒に贈る場合は、賞状との統一感を意識しましょう。
たとえば、賞名や受賞者名、日付の表記は同じ内容にそろえることや、金色を基調としたトロフィーには金色の装飾がある賞状や額縁が合わせやすくなる、などが挙げられます。

事前確認すべき項目

表彰状を発注する前に、必ず氏名や所属、役職、賞名、日付を確認しましょう。
特に氏名の漢字や旧字体は、受賞者本人に関わる重要な項目であり、間違えてしまうと表彰される側が信頼を失う可能性があるため、特に注意が必要です。

おわりに

本記事では、賞状の一般的なサイズや用途別の選び方、額縁を用意する際の注意点について解説しました。賞状にはA4、B4、A3などの規格に加え、八二判や大賞判などの種類があります。
同じ名称でも実際の寸法が異なる場合があるため、用紙と額縁の実寸確認が必要です。また、表彰の目的や文章量、記念品との統一感も、賞状を選ぶ際の基準となります。
表彰記念品製作では、表彰状に加え、トロフィーや表彰楯などの記念品も取り扱っています。
表彰品をまとめて検討することで、式典全体に統一感を持たせやすくなるでしょう。
受賞者の功績や感謝が適切に伝わるよう、表彰内容に合ったサイズとデザインを選んでください。

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