社章バッジは会社の顔となる重要なアイテムであるため、慎重に選ぶことが大切です。
社章バッジをつくることを決めれば、デザインやサイズをどうするのかを決めなければなりません。
最適なデザインとサイズを決めることで、企業のイメージや信頼感をしっかりと伝えることができます。
新たに社章バッジを作る方のほとんどが、はじめて社章バッジをつくることになるでしょう。
本記事では、はじめて社章バッジを作る方が困らないように、おすすめのサイズやデザインを決めるときの注意点についてご紹介していきます。
社章バッジのサイズはどれくらいがいい?

あまり大きすぎると悪目立ちしますし、小さすぎると覚えてもらいにくくなってしまいます。
デザインによっても適したサイズは異なります。社章バッジのサイズ選びは思っているよりも重要です。
最適なサイズを選ぶことで、会社のイメージやブランドをより効果的に伝えることができます。社章バッジはその会社の顔でもあるため、バランスが重要です。
また、サイズ感を気にすることで、周囲との調和が取れ、着用している社員が誇りに感じるアイテムになります。
正方形の社章バッジのおすすめサイズ
正方形の社章バッジのサイズは、12mm×12mmから15mm×15mmのものがおすすめです。
ベーシックな形であるだけに、一般的なサイズ感にあわせることで悪目立ちしにくくなります。遊び心を出すのであれば、サイズではなくデザインで出すようにすると良いでしょう。
また、正方形はシンプルな印象を与えるため、企業のロゴやシンボルを際立たせるのに最適な形です。デザインに合わせて色や質感を工夫することで、バッジ自体がシンプルでありながらも個性を感じさせるものになります。
正方形は、視覚的にも安定感を与え、堅実で信頼性のある企業イメージを強調する効果もあります。
丸型の社章バッジのおすすめサイズ
丸形の社章バッジも正方形同様、ベーシックな形です。そのため、こちらも一般的なサイズ感に合わせるようにすると良いでしょう。
丸型の社章バッジの一般的なサイズ感は、直系10mmから16mmです。
デザインに関しても、シンプルなものを採用されることが多いです。シンプルなデザインに一般的なサイズにすることで、信頼できる会社であることをアピールすることができるでしょう。
丸型はその親しみやすさから、社員や取引先との距離感を縮める効果もあります。
シンプルなデザインでありながらも、色やロゴの配置を工夫することで、企業のイメージを強化することができます。
また、丸型は形的に、どんなシーンでも違和感なく着用できるため、幅広い職場で利用されることが多いです。
長方形の社章バッジのおすすめサイズ
長方形の社章バッジをつくるときにおすすめのサイズは、20mm×7mmです。
長方形の社章バッジのデザインは凝って作ることは少なく、左側にロゴ、右側に社名をあしらうことが多いです。
そのため、サイズは自然と同じくらいのものになるのです。
社名が長い場合は、他の形では社名がうまく入らないこともあります。そういった場合、社名を全部いれやすい長方形の社章バッジがおすすめです。長方形にもうまく入らないくらいに社名が長い場合は、サイズを少し大きくするなどで調整すると良いでしょう。
また、長方形のデザインは視認性が高く、社名やロゴが一目で分かりやすいという利点があります。
ビジネスシーンで目立つことなく、かつ確実に会社名を伝えることができるため、とくに公式な場面や会議、商談などでよく使用されます。
サイズやデザインの調整により、バランスよく情報を伝えることが可能です。
変形型の社章バッジのおすすめサイズ
変形型の社章バッジにはさまざまな形があります。変形型のバッジのサイズは、それぞれの形に合わせて決まるため特におすすめはありません。デザインにあったサイズを選べるように、社章専門店の方に相談するようにしましょう。
たとえば、円形や六角形、楕円形、星形など、企業のブランドイメージに合わせて自由に選べるのが変形型バッジの魅力です。デザイン性が高いため、企業の独自性や個性を際立たせることができます。
また、形状によっては、サイズや配置の工夫が必要となることもありますので、デザインと合わせたバランスを考慮することが大切です。
さらに、変形型バッジは特に新興企業や創造的な業界でよく使用され、革新性やユニークさをアピールするために効果的です。
デザイン選びで注意したいこと

社章バッジのデザイン選びでは、みなさん色々と考えられます。
満足のいくデザインを決めるうえで注意しておいた方がいいことは下記のようなことです。
デザインに意味を込める
社章にどんな意味を込めたいのか。それありきでデザインを決めると納得のいくデザインになりやすいです。
社章は会社を示すものです。即ち、社章のデザインは会社がどのような目で見られるかということに関わってきます。どのようなイメージをこのデザインを見た人に持ってほしいか。それを考えてデザインを決めるようにすると良いでしょう。
また、意味を込めるだけでなく、その意味が視覚的に伝わりやすい形や色を選ぶことも大切です。
たとえば、企業の理念や価値観を象徴するアイコンやカラーを使うことで、社章を見る人が一目で会社の特徴や目指す方向性を感じ取れるようにします。
記憶に残りやすい見た目を意識する
社章バッジの目的のひとつに、「会社のことを覚えてもらう」ことがあります。そのため、会社に対して持ってほしいイメージの意味を込めることだけでなく、そのイメージをより覚えてもらいやすいデザインにすることも大切なのです。記憶に残りやすい見た目にするためには、よりシンプルでかつ印象的なデザインを意識すると良いでしょう。
さらに、色の使い方や形状を工夫することで、視覚的なインパクトを強化することができます。
たとえば、強いコントラストやユニークなフォントを使用することで、他の企業の社章と差別化を図り、記憶に残りやすくすることができます。
また、デザインが複雑すぎると逆に印象が薄くなりがちなので、シンプルさを保ちながらも目を引く要素を取り入れることが成功の鍵です。
一貫性と調和を大切に
社章は会社のブランドイメージを伝える重要なツールです。
そのため、社章のデザインが会社の他のビジュアルアイデンティティ(ロゴ、カラー、フォントなど)と一貫していることが重要です。
一貫性があると、ブランドの認知度が高まり、社章を見たときにその会社のイメージが自然に浮かび上がります。調和の取れたデザインを選ぶことで、会社の全体的な印象がまとまり、社章がより信頼感を与えるものとなります。
ブランドのメッセージを強く発信するためには、ほかのデザイン要素と整合性を持たせることが欠かせません。
おわりに
本記事では、はじめて社章バッジを作る方が困らないように、おすすめのサイズやデザインを決めるときの注意点についてご紹介しました。
社章バッジ選びの際、サイズやデザインで悩むことも多いでしょう。社章バッジのおおまかな形が決まっているのであれば、形ごとにおすすめのサイズがありますので、そちらを参考につくるようにしましょう。
また、デザインは、「会社をどのようなイメージで覚えてもらいたいのか」を意識することで決めやすくなります。
社章バッジに意味を込め、その意味をより覚えてもらいやすくするように工夫しましょう。
最終的には、社員や取引先、顧客にとって親しみやすく、信頼感を与えるデザインに仕上げることが大切です。
社章バッジを通じて、会社のブランド価値を高めることができるでしょう。
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